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2025-08-06
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WattSizing Engineering Team

オフグリッド太陽光の1日使用電力量を計算する方法(Wh/日)

実用的な負荷監査の手順を解説。ワットx時間の基本から、冷蔵庫の実測、待機電力、損失見込みまで、過小設計を防ぐために必要な考え方をまとめました。

オフグリッドソーラー 1日のエネルギー消費量1日あたりのワット時ソーラー負荷計算1日のエネルギー使用量 Whオフグリッド負荷監査1日あたりのkWh計算

要点: オフグリッドの1日使用電力量は、各機器の「消費電力(W) x 使用時間(h)」を合計して求めます。例えば 50W のノートPCを4時間使えば 200Wh。全機器のWhを足し、さらに損失分として15%前後を上乗せした値が、実際に必要な1日分エネルギーです。

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なぜWhが最重要なのか

オフグリッド構成では、パネル容量やインバーター定格ばかりが注目されがちですが、本当に基準になるのは 1日あたりの消費エネルギー(Wh/kWh) です。

エネルギーは 電力 x 時間:

  • W(ワット) は瞬間的な消費ペース
  • Wh(ワット時) は一定時間の総消費量

太陽光は日中にWhを生み、バッテリーは夜間にWhを供給します。ここが曖昧だと、システム全体が推定設計になってしまいます。

基本計算式

1日電力量(Wh) = 機器の消費電力(W) x 1日の使用時間(h)

  1. Wを確認: 銘板、取扱説明書、または電力計で確認。A(アンペア)とV(ボルト)表記なら A x V = W
  2. 実際の使用時間を見積もる: ルーターは24時間、TVは2時間など、現実ベースで。
  3. 冷蔵庫などの断続負荷は実測: 24〜48時間の積算値で判断するのが確実。

すぐ使える負荷監査テンプレート

機器稼働W時間/日Wh/日
例: ルーター12 W24 h288 Wh
例: ノートPC60 W4 h240 Wh
例: 照明40 W5 h200 Wh

合計Whに損失マージンを足した値が、設計の基準になります。

多くのガイドが省略しがちな点

  • インバーター変換ロス: AC機器を使うなら10〜15%程度の余裕は必須。
  • 待機電力(ファントム負荷): 電子レンジ時計表示、TV待機、インバーター自己消費などが積み上がる。
  • 季節差: 夏冬で使用パターンは大きく変わる。年中オフグリッドなら、消費が高い季節で設計する。

計算例(週末キャビン)

1) 機器ごとにWhを算出

  • LED照明: 4灯 x 10W = 40W、5時間使用 -> 200Wh
  • スマホ充電: 2台 x 15W、2時間 -> 60Wh
  • 小型冷蔵庫: 電力計で24時間実測 -> 1,200Wh
  • 給水ポンプ: 400W、計0.25時間 -> 100Wh
  • TV: 80W、3時間 -> 240Wh

合計: 200 + 60 + 1,200 + 100 + 240 = 1,800Wh/日

2) 損失を見込む

1,800 x 1.15 = 2,070Wh/日

このケースでは、毎日安定して 2,070Wh(2.07kWh) を供給できる設計が必要です。

よくある質問

冷蔵庫のWhはどう計算すればいい?

定格W x 24時間では正確になりません。コンプレッサーは断続運転なので、24〜48時間の実測が確実です。

サージWと定常W、どちらを使う?

日次Wh計算は 定常W を使います。サージWはインバーター選定で使います。

WではなくA表記しかない場合は?

W = A x V で換算します。例: 120V・5Aなら600Wです。

暖房や冷房はどう扱う?

非常に大きな負荷です。日次Whを大きく押し上げるため、実測またはメーカー実データで慎重に見積もってください。

参考情報

監査が終わったら、WattSizing Calculator でWh/日を入力し、パネル・バッテリー・インバーター容量に落とし込みましょう。

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オフグリッドの1日電力使用量を計算(Wh/日) | WattSizing