ピークサンアワー(等価日照時間や日次のピーク日射量とも呼ばれます)は、1日にサイトが受ける利用可能な太陽エネルギーを、1平方メートルあたり1,000ワット(W/m²)の時間数で表したものです。この1,000 W/m²はパネルの定格試験と同じ基準です。長い夏の日でも昼間は14時間あっても、朝夕の光は弱いためピークサンアワーは5〜6時間程度にとどまることがあります。パネルとバッテリーのサイズ決めには、この1日あたりの数値が必要です。単なる昼間の時間数ではありません。

最悪月の値と1日のWhをWattSizing計算機に入力してください。
ピークサンアワーとは?
1日の変化する日光を、1,000 W/m²の「完璧な太陽」の等価時間数に圧縮した指標です。
パネルは標準試験条件(STC)で1,000 W/m²と定格されます。現場では太陽が終日その角度・強度を保つことはほとんどありません。1日のエネルギーを合計し1,000 W/m²で割ります。
例: 屋根が1,000 W/m²の完璧な太陽4時間分と同じエネルギーを受けたら、その日はピークサンアワー4時間です。
等価日照時間とピーク日射量(W/m²)
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| ピークサンアワー | 日次エネルギー ÷ 1,000 W/m²(時間) |
| 等価日照時間 | 同じ指標 |
| ピーク日射量 | W/m²またはkWh/m²/日 |
| PSH/日 | 略称 |
5.2 kWh/m²/日 ≈ ピークサンアワー5.2時間。オフグリッドは最悪月を使います。
ピークサンアワーと昼間の時間
- 昼間: 日の出から日没までの時計時間。
- ピークサンアワー: エネルギー基準。曇りの12時間の日でも2〜3時間のことがあります。
昼間の時間でサイズ決めすると、冬のオフグリッドは過小評価になります。
容量計算式
配列ワット = 1日の需要(Wh)÷ ピークサンアワー ÷ システム効率
典型的なシステム効率:0.75〜0.80。
例(オハイオの小屋、12月): 2,400 Wh/日、2.5時間、効率0.75 → 1,280 W。夏(約5.5時間)だと約581 Wのみ—11月〜2月は不十分。冬・低日照のサイズ決めを参照。
地域のピークサンアワー:地図とツール
| ツール | 対象 | 読み方 |
|---|---|---|
| NREL PVWatts | 米国 | 月次Solar Radiation ≈ ピークサンアワー |
| Global Solar Atlas | 世界 | GHI地図と地点データ |
手順:住所/座標 → 月次表 → 最低の月 → 実際の傾斜・方位角。
地域・季節別の目安
| 地域 | 夏 | 冬 | 年間 |
|---|---|---|---|
| 米国南西部(アリゾナ) | 6.5〜7.5 h | 4.0〜5.0 h | 5.5〜6.5 h |
| 米国北東部(ニューヨーク) | 5.0〜6.0 h | 2.0〜3.0 h | 3.5〜4.5 h |
| オーストラリア(クイーンズランド) | 6.0〜7.0 h | 4.5〜5.5 h | 5.0〜6.0 h |
| 北ヨーロッパ(英国) | 4.5〜5.5 h | 1.0〜2.0 h | 2.5〜3.5 h |
目安値です。
多くのガイドが省く点
- オフグリッドの最悪月ルール。
- システム損失20〜25%。
- 設置角度:フラットなキャンピングカー屋根は冬に時間が減る。
- 負荷 vs 太陽: 1日のWh負荷とサイトのピークサンアワーを組み合わせる。
実践チェックリスト
- PVWattsまたはGlobal Solar Atlas。
- 表の最悪月。
- 実際の傾斜。
- 1日のWh負荷。
- WattSizing計算機。
よくある質問
ピークサンアワーを簡単に言うと?
サイトが1日で受ける総エネルギーと同じ1,000 W/m²の時間数。
等価日照時間と同じ?
はい。
W/m²のピーク日射量とは?
面積あたりの放射;1,000 W/m²がSTC基準。
地域の値はどう調べる?
PVWatts(米国)またはGlobal Solar Atlas。
信頼できる地図はある?
はい—NRELとGlobal Solar Atlas。
昼間の時間と同じ?
いいえ—昼間は時間、ピークサンアワーはエネルギー。
ピーク外でもパネルは動く?
はい、朝夕は弱い—日次合計に含まれる。
夏か冬か?
オフグリッド/通年: 最悪月。系統連系: 年間平均で請求目安には足りる場合あり。
雲の影響?
晴れ5時間から1〜2時間相当に低下することも。
パネル温度はピークサンアワーを変える?
いいえ—地点の日光を表す。高温は効率低下→式で0.75〜0.80。
出典
次のステップ:


